キャンピングカーの配管からの水漏れの原因がまさかの場所で困ったお話。

キャンピングカーのグレータンクにつながる配管継手から水漏れがあり何度か補修に挑みました。今回悪い予感が当たり、まさかの場所からの水漏れが判明しました。

グレータンクとはキッチンや洗面から流れる下水を溜めておくタンクです。

配管継手を考える

このL字パイプがもともとの継手なのですがテープで固定しても走行中の振動でだめでした。

 

洗濯機の排水ホースがなかなか良かったのですが結束バンドで止めるくらいでは水が漏れてくるので何か考えないといけません。

 

シールテープをまいてみたり…

 

ホームセンターで見つけた新兵器です。

 

これがピッタリ！

 

もちろん本来の使い方とはちがいます(^▽^;)

 

でも、洗濯排水ホースもぴったりと接続でます。

 

 

水漏れ箇所の判明

ここで水漏れ箇所について考え直します。

状況は…

「キャンピングカー内のキッチンや洗面の水栓から水を出して、そのまま排水させると水漏れが確認できる。」

箇条書きにすると下記となります。

• 水栓からの吐水をそのまま排水している（別々に試していない）
• 「どこかで」漏れた水がしたたり落ちてくるのが右側リアのタイヤハウス内
• キッチンの水栓は左側
• 洗面台の水栓は右側
• 床はシングルフロアなので床上、床下のどちらかで水漏れが確認できるはず

もしかして… 外部シャワーか！？

 

外部シャワーの継手から水漏れのしみっぽいのがあります。

 

写真右がトイレと洗面台、左がシャワーのレイアウトになっています。

 

 

水漏れが確認できた

予感が当たりでした。　作業用にしめじ監督にペットシーツを借りてきました。

 

配管に残っている水が出てくることを考えてペットシーツを敷き詰めます。

 

ちょっと緩めるとパイプ内の水が出てきます。　まっ、パイプ内に残ってる水がなくなれば止まるでしょ…　止まらない！？

 

サイフォン原理なのか水が止まりそうにないのでボイラーの水抜きから排出させつつ、

 

清水タンク側に付けた止水弁でも水の供給を止めます。

 

ようやく水が止まりました。

 

 

水漏れをとめる

2007年式のキャンピングカーですので、13年の月日がパッキンをこんなカタチに変えてしまったようです。

 

ホームセンターにあったパッキンをテキトーに買ってきました。こんなもん？

 

さっそく取り付けてみます。

 

あれ？でかい。ホームセンターにあった平パッキンのうち一番小さい径を買ってきましたが合いませんでした。

 

測ってるフリです。　やっぱり今度ノギスを買おう。

 

たまたま持ってた内径9.8mmのOリングがぴったりだったのでこれでいいや。（やっぱりてきとー）

 

水漏れも止まったかな？　でも、え？

 

割れてる！！　ココから水漏れしたらもうだめかな。

 

 

まとめ

なんとか水漏れは止まりました。

2007年式ですので単純にパッキンの経年劣化が原因であることと、外部シャワー部分がちょうどタイヤハウスの上で走行時の振動の大きい場所に位置していることで、ホースと違い遊びのない金属部分が疲労で割れてしまったのかもしれません。

 

次に水漏れが発生した場合、私は金属のパイプ継手を作ることができないので外部シャワーユニットの丸ごと交換か、外部シャワーを使わないことにしてホース部分に詰め物をして止めちゃうかになると思います。