RVランドで購入した Colku 製ルーフエアコン GCA28f の冷房性能を、本格的に暑くなった5月に検証しました。外気温33℃の真夏日に2時間テストを実施し、温度・消費電力・騒音をすべて実測値で記録しています。
測定環境の確認
車両は ADRIA TWIN 540SP PLUS。測定機器の配置は以下のとおりです。
- GCA28f:ルーフエアコン本体。100Vで動作する。
- DELTA PRO:ルーフエアコン GCA28f の真下に設置。消費電力・バッテリー残量をリアルタイムで確認
- SwitchBot 温度計①:DELTA PRO 上(ルーフエアコン下)に設置。
- SwitchBot 温度計②:セカンドシート上部に設置
テスト条件です。
- 設定温度:24℃・風量オート
- フロントガラス・左右ドアガラス:ADRIA TWIN 標準のアコーディオン式遮光カーテンを使用
- 遮熱スクリーン:NRF 805FD を併用
GCA28fルーフエアコンの室内ユニットです。 室内側には家庭用のセパレートエアコンとは異なり操作盤とルーバーがあるだけでモーターなどはありません。

購入先はRVランドです。 MINI HEKIとGCA28fを入れ替えました。

100Vで動作するGCA28fルーフエアコンは100V出力があるDELTA PROで対応します。

ルーフエアコンの真下にSwitchBot温度計①を設置。

セカンドシート上部にはSwitchBot温度計②を設置。

セカンドシート上にセットしているスイッチボット ハブ2です。
ルーフエアコンを動作させているDELTA PROはエコフローの商品ラインナップのひとつです。
GCA28fを外気温33℃で試す
こうやって過ごせるのも早朝のみです。

一番暑くなる時間帯の12時40分から2時間テストを実施。
各種測定値はテスト終了時の14時40分に測定しています。
開始から約1時間でルーフエアコン下は 23℃台 まで下がり、2時間後には 21.7℃ を記録。外気温33℃の環境で設定温度24℃を十分に下回る結果となりました。
消費電力は最大 701W。GCA28f の最大消費電力は約1,000W なので、まだ300W 分の余裕、設定温度を下げたり風量を上げたりすることも可能な状態です。
| 項目 / 時刻 | 12:40 | 13:00 | 13:40 | 14:30 | 14:40 |
| セカンドシート上 | 35.0°C | 31.4°C | 29.2°C | 28.0°C | 27.8°C |
| ルーフエアコン下 | 31.7°C | 26.9°C | 23.4°C | 21.8°C | 21.7°C |
| 外気温度 | 32.4°C | 32.9°C | 33.2°C | 32.3°C | 32.3°C |
| バッテリー残量 | 52% | 44% | 30% | 14% | 13% |
| バッテリー残り時間 | 2時間55分 | 2時間20分 | 1時間29分 | 0時間50分 | 0時間47分 |
| 出力 (W) | 623W | 701W | 686W | 561W | 556W |
室内の温度分布(14:40 時点)
テスト終了時に車内各部の温度を赤外線温度計で測定しました。エアコン直下と遠い場所では温度差があります。
エアコン直下・観音ドア付近は22℃前後と快適な一方、セカンドシート周辺は27〜30℃台にとどまっています。ADRIA TWIN 540SP PLUS はエアコンの設置位置が車両後部になるため、冷風が後部に溜まりやすく、セカンドシートのあるダイネット方向へは届きにくい構造です。
NRF 805FDなどのサーマルクリーン による遮熱ありの条件でもこの結果のため、サーキュレーターで冷風を前方へ送ることができればさらに快適になると思われます。
| 測定箇所 | 温度 |
|---|---|
| ルーフエアコン下(DELTA PRO 上) | 21.7℃ |
| 観音ドア | 22.2℃ |
| 壁側(ルーフエアコン下より少し上) | 26.2℃ |
| ルーフエアコン少し前方 | 29.6℃ |
| フロントシェード(ステアリング位置) | 29.6℃ |
| セカンドシート前テーブル横シェード | 30.6℃ |
| 天井部分 | 32.4℃ |
| スライドドアシェード | 35.8℃ |
観音ドアは22.2度。

ルームエアコン下に設置した温度計が21.7度でしたが、その少し上の位置で26.2度。

ルーフエアコンの少し前方でも29.6度。

ステアリングホイールの上くらいの位置のシェードの温度は29.6度でした。 サーマルスクリーンは有効です。

セカンドシート前のテーブル横シェードの温度は30.6度。

天井部分で32.4度。 外だとフロントガラスの上くらいについてるアンテナあたりかな?

スライドドアに設置されているシェードの温度は35.8度。

騒音
室内では 57.6dBは普通の会話が60dB 程度なのでそれより少し静かなレベル。
冷房556W動作時の騒音は57.6db。 本体と測定器の距離は40センチほど。

下からではなく、脚立に乗って測った値は70dbでした。 こちらも本体と測定器の距離は40センチほど。

2階からiPhoneのマイクで録音しました。 クルマの周りで聞くともう少し音は小さくなるとおもいます。
いろいろ測定したけれど、屋根の鉄板の温度を測り忘れました。
おまけ|換気モードだけでは室温は下がらない
参考として、エアコンをOFFにして送風のみで運転した場合のデータも測定しました。 送風なので表示されている23度は関係ありません。

| 項目 \ 時刻 | 12:31頃 | 13:14頃 | 15:53頃 |
| セカンドシート上 | 38.5°C / 39% | 37.3°C / 41% | 39.5°C / 37% |
| 外気温 | 27.1°C / 58% | 27.4°C / 59% | 29.3°C / 54% |
| ルーフエアコン下 | 31.3°C / 54% | 32.9°C / 50% | 36.0°C / 43% |
| バッテリー残量 (%) | 54% | 52% | 44% |
| 入力 (W) | 0 W | 0 W | 0 W |
| 出力 (W) | 42 W | 41 W | 40 W |
まとめ
外気温30℃超の真夏日でも、GCA28f の冷房能力は問題なし。最大消費電力の約700W での稼働で十分な冷却が得られました。
ただし課題も明確で、エアコン直下と遠い場所の温度差が大きい点は対策が必要です。遮熱スクリーンとサーキュレーターの併用が、ADRIA TWIN での快適な使い方になりそうです。
また、今回のテストは バッテリー残量52%からスタート して、2時間後には13%まで低下しました。満充電であれば単純計算で約4時間の稼働になりますが、長時間の使用には追加バッテリーまたはソーラーパネルによる充電があると安心です。


<ADRIAの快適化>RVランド取り扱い ルーフエアコン Colku GCA28f のまとめ





コメント
検証お疲れ様でした!
消費電力はあまり大きくなくて安心しました。
音もうるさくないようでいいですね!
早速注文しようと思います
車の大きさによるとは思いますが能力は十分だと思います!
家庭用エアコンとcolkuの耐久性が気になりますがこればっかりはすぐに結論でません