ADRIA TWINの走行充電、配線を車両前方〜後方まで引き回してみた|2時間格闘の記録

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猛暑日や酷暑日が続き、ルーフエアコン GCA28fの稼働をDELTA PRO 1台だけに頼るのではなく追加バッテリーの導入を検討しています。 ADRIA TWIN 540SP PLUS 2021yのような完成されたキャンピングカーの配線引き回しはとても困難です。 まずは余っているリチウムバッテリーと走行充電器など一番たいへんな配線作業を実施します。

設置位置を決める

車両後部の左側にRENOGY 100AHリチウムバッテリー、インバーター、走行充電器を収納する計画です。手前にはLPガスが2本収納されています。ちなみに反対側は100リットルくらいの清水タンクがあります。

adria twin 540spの左後部には物入れが2か所

上の段は奥行きがあるが高さがとれない

上の段は奥行きがあります

下の段は奥行きはないけども高さはある。 奥行きがないのはタイヤハウスがあるから。

下の段は高さはあるが奥行きは上段より短い

天板にある謎の空間。この上にはスノコが固定され、さらにベッドマットが置かれます。 収納・取り出しは非常に困難で、なんのためにあるのか謎の空間です。

ベッドマットとスノコの下には謎の空間がある天板

今回使用する走行充電器はこのようなタイプです。


天板をはずす

木ねじを外しても天板は簡単に持ち上がりません。 理由は二つ。 一つ目の理由はコレ。ダボが何か所かあります。

天板の固定にはダボが使われている

二つ目の理由はLPガス エリアはシールされているから!

lpガス設置場所はシールでも固定されています

ようやく天板がはずせました。

天板は一枚モノ

上から見るとこんな状態です。 インバーターやジャッキは仮置きです。

上から眺めるとlpガスボンベとナゾの空間とインバータなどの設置予定場所

バッテリー ↔︎ インバータ間は60SQを使ってます。


ケーブル引き回しの中継点

助手席側足元(右ハンドルの場合)にある車両用メインバッテリーと車両後方に設置する走行充電器まで22SQのケーブルで接続し、走行充電器をがサブバッテリーを充電します。 引き回す配線は3本で、プラス用ケーブル、マイナス用ケーブル、オルタネータの状態を伝える信号用D+です。
これら3本のケーブルをどこに通すか、内視鏡カメラを使って探る作業中継点はカセットトイレの場所になります。 

ケーブルを引き回すための作業中継点はカセットトイレ部分

カセットトイレ収納庫手前のスチール製仕切り天板をはずします。

スチール天板をはずしてケーブルを通す予定

天板をはずすとシャワー水栓やケーブル、断熱材が確認できました。

天板をはずすと配線を収納できる空間がある

この空間にはシンサレートを詰めます。(小窓から室内が見えますがこの部分には蓋があります)

空間にはあとでシンサレートを詰め込みます

カセットトイレ右側のスチール製仕切り板もはずします。

横のスチール仕切りも取り外します

既存の配線の状態を確認します。Ducatoのフレームを利用してケーブルを取り回しています。 さて、どこを通そう?

配線するケーブルをどこに通すか悩む

使ってる内視鏡カメラはもっと安い商品です


車両後部へのケーブル引き回し

内視鏡カメラを使って状況確認します。

ケーブルの引き回しできる場所を内視鏡カメラで探ります

内部は断熱材を折りたたんで詰め込んであったりと、なかなか目的のカセットトイレ横まで辿り着けません。 ホイールハウスに制振材は確認できません。 断熱材とエプトシーラーのような黒いシートが貼り付けられているようです。

adria twinの標準断熱材

内視鏡カメラで探り、配線通しを突っ込んだりと2時間ほど格闘の末、配線ルートを見つけました。

配線を通せるルートが見つかったので通す

後部から引っ張ってきたケーブル2本です。

後ろから引き回したケーブルをカセットトイレ前に引き出します

車両後部の配線の様子です。オレンジの配管がたくさん余っているのは、当初の予定では車両の下を引き回す予定だったためです。

ケーブルと走行充電器、バッテリー、インバーターのセット完了

使用している配線通しはコレ


フロントへのケーブル引き回し

カセットトイレから前方への配線です。

室内側に引き回したケーブルはセカンドシート下を通します

配線ルートです。

走行用バッテリーまでケーブルを引き回すルート

配線を通すために久しぶりにステップ部分をバラしました。白く布に見えるものはシンサレートです。

ケーブルは座席下を通します

車両バッテリーまでの配線ルートです。 シンサレートを敷き詰めているのが確認できます。

静音用のシンサレートが目立ちます

完成した配線ボックス内の配置は次の通りです。 
①前方からの配線を右上から引き入れる
②左上の走行充電器に繋ぐ
③走行充電器から右上のバッテリーに繋ぐ
④右上のバッテリーから右下のインバーターに繋ぐ
今は100AHのリチウムバッテリー1個ですが、ルーフエアコン GCA28fの稼働時間を延ばすために今後1個で300AHの容量のあるRENOGY製CORE 300AHを導入予定しています。

配置完了

購入したADRIA TWINには走行充電器(Schaudt WA121525ブースター)が取り付けられており、D+信号はここから分岐しました。 最近のDucatoはスマートオルタネーター(可変電圧制御オルタネーター)で、オルタネーター本体から直接D+を取ろうとすると電圧が不安定で誤動作しやすいらしく、ブースター側が生成してくれる安定したD+信号を分岐させて引き回したのです。

走行用充電器を制御するd+配線はschaudtから分岐します

300AHで5時間だとすると600AHで10時間!


おまけ)LPガス ボンベの設置エリア

キャンピングカーにガス設備を設置するためには保安基準を満たすことが必要で、ガスロッカーはガスが浸透・漏洩しない気密性のある材質(金属、厚手の合板、FRPなど)を使用します。 ADRIA TWINの場合はFRPです。

ガスロッカーは気密性が必要なのでシールしてあります

ガスロッカーの扉(※室内開口型の場合)は全周にゴムパッキン等を施工し、金具を使って圧着閉鎖できる必要があります。 また、写真はありませんがガスが自然落下して速やかに車外へ抜けるよう開口部が設けられています。

ガスロッカーの扉は圧着閉鎖できる仕様

天板を再設置時には再シールが必要です。

完了時には再シール必須です
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