Renogyバッテリーの容量低下と低温アラートを専用モニターでチェックする

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Renogy製バッテリーの容量表示が減ったのでメーカーサポートに確認しました。 また寒くなり低温アラートも表示されるなどリチウムバッテリーの様子が気になります。

 

容量が減った!

コロナ禍でお出かけも極端に少ない中で取り付けたRenogy製バッテリー。 使用頻度や負荷も少なく、走行充電もないためバッテリーへの負担は少ない方だと考えていましたが、楽しかった浜松・渚園へ行った頃に100AH x3個の合計300AHだった表示が299AHとなりました。

使用状況は家庭用エアコン、電子レンジ、テレビの動作用でキャンピングカーに最初からある電装系とは別系統になっており走行充電やソーラー充電もありません。 充電が減ったらコーテック製CX−1250で充電するという使い方です。

 

Renogy製スマートリン酸鉄リチウムイオンバッテリー専用モニターはBMSからの情報を直接読み取るスグレモノです。

 

写真左上の「03」がバッテリー接続数、右上の「930H」は現在の負荷で何時間使えるかです。 充電状態、電圧、電流も表示可能ですが問題は容量表示時の「299.7AH」という数字。 合計容量が300AHではなく299.7AHとなっているのです。 素直に読み取れば容量が0.3AH減ったことになります。 マジですか。

シャントを介してバッテリーバンクから流れる電流を測定する代わりに、バッテリー管理システム(BMS)と直接通信し、従来のバッテリーモニターと比べより精確な充電状態(SOC)を読み取ることができます。液晶画面では、電圧、電流、容量、残り使用時間、エラーコード、並列バッテリーの数などの情報を確認できます。電源操作によりバッテリーを稼働モードと休眠モードに変更することが可能です。

 

3個のバッテリーを並列状態での計測ではなく、各バッテリー単体で確認するとやっぱり99.9AHの表示。 1個あたり0.1AH減れば3個で0.3AH減ですもんね。

 

2020年7月に購入し、コロナ禍により極端にお出かけが少なく使用頻度が少ない状況にもかかわらず4ヶ月で容量が減るなんて!? ってことでRenogyに聞いてみました。 心臓に悪いですが見えるのは安心と思った方がよいのかも。

該当バッテリーモニターの表示精度は0.1で、BMSの検測精度は0.001です。バッテリー使用に連れ、老化・容量低減が発生します。 BMSが99.999AHを検測しても、専用モニターでは99.9AHしか表示できません。 でも実際0.1ahが劣化している訳ではありません。 今回ご連絡頂いた使用状況から見ると消費電力が大きいエアコンを連続稼働しているため0.001AHが劣化した可能性があります。 実際寿命低減の速度は環境や負荷に関係ありますため、具体的にどれくらい稼働して、どれくらい容量を低減するのはご提供できます。 つきまして、ご連絡頂いた300AHから299.7に容量が変化したのは正常です。もし今後容量低減速度が異常に早い場合、再度ご連絡するようにお願いいたします。

 

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さぶっ!低温アラート!

バーストナーが雪で埋もれる頃…

 

嫌なマークとともに「02」のアラートが発生。

 

スマートバッテリーモニターの説明書を確認すると「02」は「バッテリー低温度警告(充電)」でバッテリー温度が5度以下の時に表示されます。回復にはバッテリー温度が10度以上となることが条件です。

 

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なにはともあれ

リチウムイオンバッテリーは鉛バッテリーと違いいろいろ気を使います。 でも見える化は良いかも。

スマートリン酸鉄リチウムイオンバッテリー専用のモニター RMS-LFPS-JP

 

組み合わせるバッテリーはマート リン酸鉄リチウムイオンバッテリー RBT100LFP12Sです。

 

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