2年ぶり2度目のサイドブレーキワイヤー凍結です。気をつけていたのですが30分ほどの間に凍ってしまいました。 初めて自動車保険のロードサービスに対応をお願いしてみました。 後日ワイヤーの点検も!
よく晴れて冷え込んだ朝でした。
場所は上信越道の東部湯の丸サービスエリアです。
つららも伸びちゃう気温はマイナス2度くらい。
写真がぶれてますが左ハンドルの場合のサイドブレーキは座席横にあります。 サイドブレーキ、パーキングブレーキ、駐車ブレーキといろいろな呼び方で呼ばれるヤツです。
初めてのロードサービス
ジャパンキャンピングショーに行く途中の出来事です。 東部湯の丸SAで仮眠を取ったのですがサイドブレーキ凍結の前科があるためエンジンを止めてギヤをバックに入れて、FFヒーターで暖をとって寝ていました。 午前3時頃に目が覚めたのでじゃあ行こうかとエンジン暖気のためにエンジン始動、サイドブレーキを引いて30分ほどの準備の間に… 凍結です。出発できません。
水筒に入れていたお湯やガスでお湯を沸かして後輪タイヤハウス内からホイール内側に向けてお湯を合計10リットルくらいかけましたがサイドブレーキを解除できず。 午前3時にロードサービスを呼ぶほどの日程でもなかったので朝まで寝ることにしました。
翌朝、契約していた自動車保険のロードサービスをお願いしているみことにします。 契約している自動車保険は共栄火災で「KAPくるまる・助っ人くん」を利用します。
KAPくるまるの内容を再確認します。 全ての契約が対象とのこと。
電話では基本的に最寄りの修理工場などへのレッカー費用などを15万まで補償しれくれるらしい。車両搬送のみの場合は約200kmで15万ってことなので、東部湯の丸だったら富山に帰られるかな??
共栄火災のロードサービス電話受付の方に状況を説明しつつ希望の対応を伝えると、実際の作業業者へ対応可能かどうかを確認してくれました。 故障現場修理サービスに「サイドブレーキ固着解除」ってあるけど「凍結」じゃないもんね。 なお、希望の対応とは今回の場合は故障で動けなくなったわけではないので凍結したブレーキを解除して出発したいという内容です。
ちなみに最初はアプリを使いましたが更新がされないのでキャンセルして電話しちゃいました。 アプリだと同じ画面のままで状況がわからないので電話の方が気分的にラクかも。
レッカーサービス110到着!
依頼してから30分くらいで到着です。早い!
載せようと思えば載るサイズかも。 でも積載重量的にどうなんだろうって大きさ。
除雪車との3ショット。 周辺に雪はありません。
レッカー車に積んでた発電機にヒートガンを繋いで車の下にもぐって作業です。
ヒートガンはドライヤーを強力にしたような感じの道具です。
タイヤホイールの内側のサイドブレーキ本体部分やスペアタイヤ付近のワイヤー分岐部分をヒートガンで温めるの図。 そう、凍ってるなら溶かせばいいじゃんというお話しです。 言うのは簡単だけどジャッキやヒートガン、発電機などそれなりの装備は必要です。
30分ほどの作業で出発することができました。 ありがとございました!
Ducatoのサイドブレーキ
FIAT DUCATOのサイドブレーキ図を確認すると11番を左右で1本ずつ使うようです。 でもベース車両によってホイールベースの長さが変わるんじゃ?という素朴な疑問が…。
バーストナーの下に潜ってサイドブレーキワイヤーの引き回しを確認します。
図の通り、左右に分かれてます。
ワイヤーをたどるとゴムキャップが外れてるのはわかります。こういう隙間から水が入り込むのかな?
作業性が悪いのでスペアタイヤを下ろすことにします。
13年モノのスペアタイヤです。
そして登場したのはKURE シリコングリースメイトです。 みょうにカッコいい。
今回は同じクレ556と一緒に使いました。
隙間なんてないように見えましたがスプレーノズルが入るくらいの隙間はありました。
ブレーキワイヤーを見ると1341031080という数字が見えます。ebayで確認すると17ユーロくらい。
こんなワイヤーケーブルです。 これを入手できたとしても交換する技術がないな。 OEMリファレンスコード CITROËN:474617、CITROEN/PEUGEOT:474617、FIAT:1341031080、PEUGEOT:474617
タイヤホイールの内側までワイヤーが伸びてきてるのがわかります。 でもこの先の部品でどうやって駐車ブレーキを作動させているのか構造を知りません。
本当はバラしてやれば良いのだろうけどバラし方もわからず、そしてこの部分にグリースを吹く勇気はありませんでした…(・”・;)
ブレーキワイヤーの隙間からグリスを吹いた程度で凍結を防げるとは思っていませんが、今後うっかり凍らせた際に対応はできそうです。 今回は晴天で路面も乾いていたのでまだよかったですが、もし路面が雪だったり凍結してたりするともぐるのやだな。そもそもジャッキがないともぐれないや (゚д゚)ハッ!!
最近、電気と自動車整備の勉強はやっておくべきだったとよく思います。
コメント
分岐の辺りから水が入ったのでしょうかねぇ。
今度、氷点下12℃のさあら家で実験してみますか(^^)/
分岐から水が入ったのかはわからないです。1度目はホイールに内側に当たるようにお湯をかけて解除できたので怖くてグリスをさせなかったブレーキ周りかも?
マイナス12度!!そんなことになったら春まで居候ですね〜