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気温が高すぎて冷えない? アンモニア吸収方式のDometic製3WAY冷凍冷蔵庫をチェックするょ!

キャンピングカー
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アンモニア吸収方式のDometic製3WAY冷凍冷蔵庫は冷媒にアンモニア水溶液と水素を使って、アンモニアが気化するときに周囲の熱を奪う性質を利用して冷やす方式なので外気温の影響を受けます。

夏になると冷えが気になります…。

外観

ヨーロッパ系キャンピングカーの多くに搭載されている3WAY冷凍冷蔵庫の設置場所は外観でわかります。 この上下にスリットが設けられている場所です。

3way冷蔵庫の場所

 

 

スリットの上部は凝縮器のコンデンサーを見ることができます。 また、下部は燃焼部(発生器)を見ることができます。

3way冷蔵庫の場所

 

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アンモニア吸収方式の作動条件

何度か書いている通り、アンモニア吸収方式はその化学反応を利用するため周囲の温度は10度〜32度であること、アンモニア水溶液が流れる必要があるため水平でないといけないなど環境が重要です。

eBayで売られている冷蔵庫の背面に取り付ける換気用のファンを付けることも考えましたが、空冷に効果があるのか疑問があるのでつけていません。 バーストナーはドメティックの車載時の指示事項通りに作っているようですしね。

作動原理は下記の通り。

  1. 発生器 アンモニア溶液を加熱することでアンモニアガスが発生。
  2. 上昇菅 水とアンモニアガスが交互に上昇。
  3. 分離器 アンモニアガスと水が分離される。アンモニアガスだけが凝縮器に進む。
  4. 凝縮器(コンデンサー) フィン部分で外気によって冷却され熱を放出し、アンモニアガスが液体に凝縮する
  5. 気化器 液体アンモニアが水素ガスと混ざり蒸発器内で急激に気化し熱を奪う。(液体アンモニアは水素に触れると気化する特性を利用) このときに冷蔵庫内は冷却される。
  6. 吸収器 気化したアンモニアは分離器からくる低濃度のアンモニア水溶液に吸収され再び発生器に向かう

※受液槽 アンモニア溶液

 

 

RM76xxシリーズ3WAY冷凍冷蔵庫の背面はこんな感じ。 作動原理の図と見比べると…よくわからん(^▽^;)

3way冷蔵庫の背面

 

 

ドメティックの説明書からの抜粋です。

しめじ号のバーストナー Levanto A576にはアンモニア吸収方式のDometic製RM7605Lが装備されています。 冷媒にアンモニア水溶液と水素を使って、アンモニアが気化するときに周囲の熱を奪う性質を利用して冷やす方式なので外気温の影響を受けます。

3WAY冷蔵庫の冷え具合を試す

  • 周囲温度8℃以下WinterCoverを取り付けて冷却ユニットが冷えすぎないようにします。
  • 周囲温度15℃〜25℃温度調整のロータリースイッチはMedium Settingにします。
  • 周囲温度10℃〜32℃気候クラスはSNで10℃〜32℃の周囲温度での使用に適しています

Bのロータリースイッチは12Vや230Vの選択時は調整するとしか記載がありませんが、ガス使用時は“MAX”位置と指定があります。

3WAY冷蔵庫の冷え具合を試す

 

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オリフィス、煙突部分の清掃

以前、この部分が緩まずオリフィスを取り出せなかったので、今回はエアダスターを利用して簡単清掃をします。 まずはオリフィス部分をシュー!

3way冷蔵庫の燃焼部

 

 

オリフィスから噴射されたガスが通る場所をシュー!

3way冷蔵庫の燃焼部

 

 

燃焼部に向けてシュー! 作動原理図の「発生器」です

3way冷蔵庫の燃焼部

 

 

煙突の内部に向けてシュー!

3way冷蔵庫の燃焼部

 

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作動原理図を見ながら各部の温度を測る

先ほどの作動原理図を確認しながら実際の冷蔵庫がどうなっているのか見ていきます。

前日の夜から外部電源100Vを接続し電気で冷蔵庫を稼働させた状態(内部は230V)です。 順番に各部分の温度を確認していきますが、測定日の8月12日の富山の最高気温は33.7度、湿度は79%でした。 注意事項として各部の温度データについては12年モノの冷蔵庫であり新品の冷蔵庫ではないこと、測定場所の地面が水平でないためあくまでもしめじ号のこの日のデータです。

タイヤのゴムは36.6度です。

タイヤの表面温度

 

 

1が発生器からきている配管です。

3way冷蔵庫の背面

 

 

煙突の中から出てくるパイプが①です。

3way冷蔵庫の背面

 

 

煙突からすぐの①は100度を超えます。

3way冷蔵庫の背面

 

 

ちょっとズレるだけですが②の場所で80度台になりました。そんなに下がるもん?

3way冷蔵庫の背面

 

 

③の部分で67.4度です。

3way冷蔵庫の背面

 

 

1個目の凝縮器(放熱器/コンデンサー)を通った④で53.2度です。 1個目の凝縮器の前後にある細いパイプが分離器(セパレータ)かな? 作動原理図とちょっとでも違うとよくわからない応用の効かない角刈りです。

3way冷蔵庫の背面

 

 

2個目の凝縮器の後に2本の配管があり冷凍庫内に入っています。 この先でアンモニアが気化して冷えるのか…。

 

 

上から下に向かって撮影しました。 ぐるぐる配管が回ってる部分が吸収器のはず。

 

 

おそらく受液槽。

3way冷蔵庫の背面

 

 

下部の受液槽から再度発生器(燃焼部)へ向かう配管です。 52.2度と④と比べてあまり温度は下がらないのね。

3way冷蔵庫の背面

 

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結果発表

各部の温度を測ったのは8月12日の最高気温33.7度の日でした。 当日の天気はコチラより。

富山の気温

 

 

翌13日は最高気温33.5度。 お昼まで電気(100V)をつなぎ冷蔵庫を稼働させていました。出発前に直接測った写真しかなくポケットの温度計が写っていませんが-13度かな? 当日の気温と冷蔵庫が水平でないことを考えると上出来かも。

3way冷凍冷蔵庫の庫内温度

 

 

冷蔵庫は5.8度でポケット内は9.1度です。エアダスターでテキトー掃除のおかげ or パイプをカンカンと軽く叩いた成果 かな?

3way冷凍冷蔵庫の庫内温度

 

 

昼からガスに切り替えてお出かけしており帰宅は19時過ぎ。 ガス稼働の冷凍庫のポケットは-8.4度でした。

3way冷凍冷蔵庫の庫内温度

 

 

冷蔵庫のポケットは10.8度と両方とも若干上がりました。 前回まで冷蔵庫は20度とかありえない数字になっていたのでオドロキの結果です。

3way冷凍冷蔵庫の庫内温度

 

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まとめ

古くても問題なく冷えてるという冷蔵庫もあれば、新車なのにまったく冷えないという話も聞きます。 問題なく冷えてるって人は旅行から戻ると電気をつなぎずっと冷蔵庫は動作させたままが多い気がします。 角刈りのように冷蔵庫はあまり使わなくても毎日乗ってる人は少ないだろうけれど…。 やっぱり使ってやらないとダメなのかもね。

いろいろ間違ってたら指摘してくださいませ(^▽^;)

 

 

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