<DUCATOの整備>Check Glow Plugs発生! グロープラグの交換はたいへん!

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2007年式DUCATOから2021年式DUCATOに乗り換えました。 エクステリア、インテリアともに新しくなっても良いところも悪いところも踏襲しているようです。

「Check Glow Plugs」のエラー P0683-13

中古車購入のタイミングで発生したCheck Glow Plugsエラー “P0683-13”はF1AGL4112エンジンの持病として認識されている故障です。 MultiEcuScanにかけるとエラーレポートが確認できます。

Engine / ECM
Marelli 9DF CF6/EOBD Diesel Injection (2.3)
ISO Code: 00 01 60 70 17
VIN code: ZFA25000002******
Hardware number: MJ9DFHW002 – Ver: 00
Software number: DV20AD32 – Ver: 0032
Errors found:
P0683-13 – Preheating control unit (feedback) – Open circuit

MultiEcuScanに接続した際の画面はコチラ。

multiecuscanに接続してエラー画面を確認

メーターパネルだとこんな表示になります。

F1AGL4112エンジンのグロープラグはエンジン始動時の余熱だけでなく環境対策に多用されているので交換しないといけません。

ChatGPT
ChatGPT

F1AGL4112(Euro6d)では、グロープラグは
始動時の予熱専用ではありません。

以下の用途で高頻度・高負荷で使われます

  • 冷間始動補助
  • 冷間直後の燃焼安定化
  • DPF昇温補助
  • ポスト噴射時の燃焼支援
  • 排ガス温度マネジメント

気温29度だと普通にエンジン始動できるし、『Check Glow Plugs』のエラー表示が出る時出ない時があるよ。

でも、寒くなったらエンジンかかりにくくなった…

この『Check Glow plugs』エラーは一度発生するとリセットするまでずっと表示されるタイプのエラーではなく、その時にエラーが発生しているかどうかで表示されるようです。初めて『Check Glow plugs』が発生したのは9月の気温30度前後の日でしたがその後もエンジン始動時に表示されたり、されなかったり。 

ところが12月になるころには毎回『Check Glow plugs』が発生し、外気温4度くらいからエンジンのかかりが悪くなりました。 具体的には何度か予熱↔︎スタータ回す(始動)を繰り返すことでようやくエンジンが始動できる状況です。 これでは気温がさらに下がっていく12月以降はお出かけ先で迂闊にエンジンを止めることもできません。

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グロープラグの交換は事前準備もたいへん

グロープラグを交換すると決めて作業手順を確認すると… グロープラグまで辿り着くのはたいへんそう。 eLearn情報は下記ですが整備のことなんて考えてないんだろうな。

1) 1048A23 COLD AIR INTAKE FOR AIR FILTER – R.R.
2) 1048A21 FILTER AIR INTAKE HOSE – R.R.
3) 5540B70 FRONT LEFT LIGHT CLUSTER WITH DIRECTION INDICATOR – R.R.
4) 5540B71 FRONT RIGHT LIGHT CLUSTER WITH DIRECTION INDICATOR – R.R.
5) 7055A43 CENTRE FRONT GRILLE – R.R.
6) 7210E10 R.R. FRONT BUMPER
7) 7025A34 BONNET LOCK (ONE) – R.R. OR REPAIR
8) 7210A15 R.R. FRONT WING/HEADLAMP HOUSING CROSSMEMBER
9) 1060G50 THROTTLE BODY – R.R
10)7055B54 PROTECTION/UNDER-ENGINE GUARD- R.R.
11)1084A16 ENGINE OIL DIPSTICK TUBE –

交換するグロープラグ4本とグロープラグ コントロール ユニットです。

交換するために容姿したグロープラグ4本とコントロールユニットを並べてみる

ガンガン取り外したあとです。

バンパー、フロントグリル、ヘッドライトなどはずしていきます

エンブレムのついているグリルはカメラケーブルを外し、上方向に外します。

フロントグリルは上に方向にはずします

バンパーもはずします。

バンパーもはずします

クロスメンバーもはずします。 ボンネットロックもはずすことになるので、なんとかしてボンネットを開けたままにしておく必要があります。

クロスメンバーをはずします

グローブラグはこのあたり。 「ボンネットをなんとかして開けておく」手段が左に見える木の棒です( ゚∀゚)アハハ

ボンネットは木片で開けておく
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グロープラグは見つけるのもたいへん

eLearnでは簡単そうに書いてありますがそんなことはありません。

ELEARNでHEATER PLUGSの項目を確認する

グロープラグの場所はココ。

F1AGL4112の全体図

このへんにグロープラグがありますが手もはいりません。 これはリストの通り、いろいろ外さないと辿り着けないはずです。

グロープラグがある場所はこのあたり

グロープラグの接続コネクタを引き抜いてグロープラグの頭が見えたところです。

グロープラグの頭が見えました

一番作業しやすい場所でもこんな感じ。 こんな場所にあるグロープラグを交換しないといけません。

奥に見えるグロープラグ。どうやってはずす?
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グロープラグを取り外すのもたいへん

「Specific tool」でグロープラグを外せとありますが、ナニソレオイシイノ?状態。 図を見ても薄いヘラを差し込んでいるように見えますが実際には角度のついた長めの8mmソケットを備えた工具です。

SPECIFIC TOOLはスパナのことです。

気になった人はスルドイ! 8mmと細めのグロープラグで、しかもソケット部分から接続コネクタまでが長い!

グロープラグは8MMの細めです

メジャーの11cm位置を0として見るとソケット長は28mmで長めのソケットが必要とわかります。 しかも9.6cm〜10cmの位置が膨らんでいるためソケット内部も広いタイプが必要です。

メジャーで測るとソケット長の長い8MMソケットが必要なことがわかります

取り寄せしている時間がないためソケットを加工しました。

ソケット長の長いソケット

こんな感じでグロープラグを取り外していきます。 約4年で走行距離27000km前後だったからなのか、固着もなく簡単に緩めることができました。

手の長い工具をつかいます

締め付けトルクは0.8〜1.1daNmです。

締め付けトルクは0.8−1.1daNm

取り外したグロープラグの抵抗を測ってみました。4本の内、3本は0.5Ω前後でした。

取り外したグロープラグの抵抗値を測ると0.6Ω

1本だけ抵抗が2.7Ωという結果。 こいつが今回の「Check Glow Plugs」の原因か?

不具合と思われるグロープラグの抵抗値は2.7Ω
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グロープラグ コントロール ユニットを交換する

GLOW PLUG CONTROL UNITです。 2007年式DUCATOは左ライト奥に位置していて交換は簡単でしたが、2021年式は同じような位置から取付場所が下に移動したあたり。 作業は簡単でなくなりました。

グロープラグ コントロール ユニット部品

交換はエンジンルーム内からは厳しいと思います。 タイヤハウス内のカバーをはずして手を突っ込んで… たいへんです。

固定ボルトはバンパー側にあるのではずすのもたいへん

交換されたHEATER PLUGSとHEATER PLUG CONTROL UNITです。

交換が終わった部品
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結局

MultiEcuScanを繋ぎリセットも済ませ3週間ほどは何事も起こらず過ごしましたが、ある日突然Check Glow Plugsのメッセージが表示されました。 今のところ表示されるとき、されないときがあり、規則性もわかりません。 キーを回して一発でかかってもメッセージが出たり、2秒ほどセルを回してエンジンがかかる場合でもメッセージがでなかったりしています。

とりあえずは様子見かな…( ゚ー゚)

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