キャンピングカーのバーストナーA576のバンク部分にある大型天窓「ルーフウインドウ」からの雨漏りが発生。 他にも暴風雨時に雨が吹き込む換気扇や使用していないテレビアンテナを撤去します。
雨漏りが発生!
天井を見上げると水滴。 古いキャンピングカーで恐れている不具合の一つの雨漏りです。
この奥にネジがあります。
本当は両面テープ等で真ん中部分だけを取ることができるらしいのですが2007年の製造から17年も経つと抜けません。
こんな感じですね。
はずれないので実力行使をしましたが、真ん中に細めのドリルで穴を開けて抜くスマートな方法があるそうな…。
何箇所かのネジをを外すことで全体のカバーがはずれます。 サイズは150センチ!
ドメティック製ルーフウインドウのカバーをはずしたところです。
どこから雨漏りしてるのか?
この水滴がどこからかまわって室内にきているのか?
激しい雨が降った際に、屋根で跳ねた雨がルーフウインドウとゴムの間に浸透しています。 でも、ここから雨水がまわってくるなら全体から漏れてくるはずなので今回の原因ではないと判断します。
何度か雨が降るたびに雨漏りの状況を確認していくと、このフレーム部分から雨水が抜けてくるっぽい。
ゴムの劣化でヒビ割れしたゴム内部に雨が染み込みフレーム内に雨が溜まり… 雨漏りするのか?
もしかしてゴムをはめ込んでいる部分が室内側ではフレームの部分なのか?!
コーキング作業
雨漏りの疑いのあるゴムパッキン周りにコーキングを実施します。
今回使用したシーリング材は屋内外多用途タイプで時間が経ってもやせない、降雨時や水濡れ中でも作業可能なAustralia製SELLEYS STORM SEALANTです。
硬めの変性シリコーン系シーリング材です。
硬めのコーキング材でかなり作業が難しいですが雑な作業でも雨漏りが止まればOK。
ルーフウインドウ前方部分はコーキングのノズルも届かず、雑な作業がさらに雑になります。
ルーフウインドウを取り外す!
雨漏りの原因がルーフウインドウのコーキング切れや前方の蝶番からの雨漏りの疑いもあり、一旦取り外して枠部分のコーキングをやり直しました。
ルーフウインドウはかなり大きく、ソーラーパネルより大きいくらい。
ルーフウインドウを外した部分から室内を覗き込むと… ケモノが寝てることが確認できます。
TVアンテナの撤去
ルーフウインドウの雨漏り対策を実施するついでに雨漏り予備軍への対応をします。
まずは使用していないテレビアンテナの撤去です。
キャンピングカーでよく見かけるキノコのようなテレビアンテナ。 新車時から装着されていれば17年モノ。 今は室内に高さ13センチほどの小型テレビアンテナを使用しているため撤去します。
私の購入は2020年でした。
が今はもっと性能良いのがあるようです。
前後方向にぶつけた場合に簡単にはずれる構造っぽい。
WEEKEND SUPERと書かれたテレビアンテナ。
同じようなキノコ型商品は今でも販売されています。
残ったアンテナ配線も切ってホームセンターで購入したカバーをコーキングで固定します。
すっきりしました。(その1)
テレビに関してはキャンピングカー内にネット環境があるのでNASNEを購入してテレビの視聴を考えています。 テレビの電波は移動中であればトンネルや山間部では途切れますし、視聴エリアが変われば設定変更が必要だったり移動先の視聴エリアでは放送していない!という悲劇が発生しがちですが、NASNEのような自宅のテレビ受信データを飛ばしてくれる場合は先の問題はクリアできるのです。 4Gや5Gの携帯電話の電波が届かないエリアの方がずっと少ないですから。 ただし、地方はNHKを含むテレビの放送局は4局前後しかありません。 可能なら東京にNASNEを置いておきたい…。
換気扇の撤去
換気扇から雨水が入り込むことがあるため、これも撤去します。
外部にある換気口と室内の換気扇は配管でつながっており、雨水が配管を伝って室内に漏れ出てきます。
付け根部分に劣化がひどく、吹き込みではなく雨漏りである疑惑。 そしてどうやって固定しているのかわからないので、撤去のしかたもわからない。
切り取りました。
すっきりしました。(その2)
すっきりしたその1、その2です。 可能であればルーフウインドや自然換気型のベンチレータ(白く四角形のもの)も撤去したい。
バーストナーA576に乗ってからコンロを利用して料理をしたことはありません。 コンロはお湯を沸かす程度です。 そのため換気扇を撤去しても困らないという判断です。
ルーフウインドのひび割れ
最後部にあるルーフウインドにはひび割れがはいっています。 本当は交換もしくは撤去したいのですがお金も手間もかかるため、ホームセンターで見つけた超強力接着耐圧防水テープで対策します。
超強力な上に耐圧防水なテープです。
商品名はJIT TIGER TAPEで幅5cm、長さ150cmと思ったより短いです。
厚み1mmくらいです。
これでしばらくの間、ルーフウインドの破損や雨漏りの発生を抑えられそうです。
発泡ウレタン
屋根についた換気口のうち、モーター等を使用した強制換気をおこなる装備はシャワー/トイレルームとキッチン部分の換気扇の2箇所で、キッチン部分の換気扇は今回撤去しました。 そして自然換気型のベンチレータが3箇所ありますが2箇所について秘密兵器を使用します。
秘密兵器とは発泡ウレタン!
自然換気型ベンチレータは単に雨水が入らないように切り返しが付いているだけで、ホコリや小さい虫もはいってきます。 開閉シャッターがついているわけでないので夏暑く、冬寒い原因となっているので発泡ウレタンの充填で断熱も狙います。
2倍に膨れるってことなので加減したつもりでしたが…
まぁ、ここまで充填されていれば不要な換気はできないはず。
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