最近、某SNSのキャンピングカーグループ内でDVB-T2と書かれた安価な室内アンテナが流行っていたので購入してみました。 乗るしかない、このビッグウェーブに!
あれ?何か違うぞ
Amazonで検索すると類似品が多くてびっくりします。 DVB-T2って大きく書かれてる箱が到着するはずでしたが… どうも流行りの波を乗り間違えたうようです(^▽^;) ちなみにDVB-T(Digital Video Broadcasting – Terrestrial)は送信規格でデジタルテレビジョン放送で採用されている規格のことです。
Amazonで購入したのはこちらのアンテナ。
大方の予想通りMade in Chinaです。
対応周波数帯域は470−862MHz。 利得は30dBiとあります。(絶対利得表記dBiは相対利得dBd表記よりも約1.64倍良い値になるらしい。) 相対利得に直すと18.29dBd(ブースター込み)になるのかな。 ちなみに中電界地域は14~20dB、弱電界地域21dB以上が必要らしい。
ご存知の通り電波はその性質に応じて周波数が割り当てられてます。 この中で地デジ放送用にはUHF帯(一部VHF帯)を使用しています。
※電波の性質(資料元 総務省情報流通行政局放送技術課)
そして今回の商品の対応周波数は470〜862MHzってことから全世界対応! なお、日本の地デジの周波数は13チャンネル・473MHz辺りから52チャンネル。707MHz辺りまでを割り当てられてます。
※国際電気通信連合(ITU)が定める無線通信規則(RR)における周波数割当(資料元 総務省情報流通行政局放送技術課)
意外ににしっかり?
小さい箱にみっちり入っています。 アンテナを組み立てた際の高さは13cmでケーブルの長さは490cmほど。
お約束の良くわからない大きさ比較。今回はタマゴちゃん。
タマゴちゃんはしめじ監督一押しのおもちゃです(ะ`♔´ะ) ガルルル
組み立ててもタマゴちゃん2個半くらい!
サビ防止?ちゃんと赤い帽子をかぶってます。意外にちゃんとしてるのかも?
そして台座の底部分は磁石です。
コネクタ変換が付属しているのもポイント高め。
設置してみる
テレビのアンテナ端子はF型プラグ。
アンテナからの端子もF型プラグで接続は簡単。
ただ、ブースターに給電するUSBを挿すところがなーい。
容量に疑問がでている怪しいバッテリーですが、久しぶりに活躍です。 アンテナをテーブルの上に置いた状態だと映ったり、止まったり。 ちなみに強よりの中電界地域と思います。
安定して受診するならバンクベット付近に置く必要がありそうです。 古いバーストナーだとアルミパネルなので受信条件が悪いのかも。
こちらから地デジ放送エリアの確認ができます。 富山市の場合、真ん中の電波塔・富山局は呉羽山に立っています。そこを中心に半径20kmほどの範囲がエリアです。
他製品は?
今回購入のアンテナで気になったのは売り文句のこの部分「30dbiのアンテナ利得は紙製アンテナの2.5倍」ってところ。 ライバルはペーパーアンテナなのか…( ゚ー゚) 相対利得に直すと18.29dBd?
キャンピングカー用でこんなのなかったけ。 20素子相当 7.0~9.2dBの高利得を実現。
アンテナ端子が室内に設置してあって、室内でアンテナ線を自由に引き回せるならなんでも良いと思います。 逆に外から車内にアンテナ配線を取り込むことが困難だったり、テレビを置きたい場所までアンテナ線を引き回せない場合などには今回のアンテナは良いかもね。
コメント
お久しぶりです。金沢のろどすた21です。
確かに、某SNSで人気になってますね〜。自分も買おうか考え中です。
今年のGW(がまんウィーク)はお出かけもせず、自宅警備員してました。早く収束して欲しいですね。
おかげでセカンドカーの装備が充実してしまったのは内緒…。
こんにちは!北陸にしては珍しいほどの天気に恵まれた我慢週間でしたもんね(^▽^;)
アンテナは屋根に固定されてるとクルマ自体を動かす必要がありますが、このアンテナだと車内で良さげな場所を探せるという利点はあるかもです。
連休中は私もなんだかんだ意味もなくクルマいじったり、洗車したりしてました。
コロナがおさまったら連休ください!って感じです( ゚∀゚)アハ