DELTA ProとRenogyの合計7440Whで夏を乗り切れるのかを試す

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キャンピングカーにはEcoFlow DELTA Pro(3600Wh)、Renogy(3840Wh)を積んでいます。 この容量で真夏の二日間を乗り切ることができるのか試します。

猛暑日の1日目

テストは7月20日、21日の二日間に渡り東京ビッグサイトのイベント出展者用に設けられた駐車場で行いました。 この二日間は最高気温35度の猛暑日で夜は雨予報とテストには良い天候となりました。

天気予報図

イベント期間の二日間は駐車場から移動しないためFIAMMA製サンシェードとEcoFlow製400Wソーラーパネルの夏のフル装備で臨みます。 

バッテリー容量及び運用計画は以下の通り。

バッテリーの容量
・EcoFlow DELTA Pro(3600Wh)
・Renogy 12.8V x 300A =3840Wh

運用計画
・家庭用インバータ式エアコンは24時間稼働。消費電力は0W〜900W程度。
・20日(土曜)早朝〜日没まではソーラーパネルを併用しDELTA Proを利用。
・20日(土曜)夜間〜22日(日曜)のRenogy残量が無くなるまで利用。
・21日(日曜)Renogy残量がなくなり次第、DELTA Pro+ソーラーに切り替え。

夏のフル装備でのぞむ

家庭用エアコンは室温が安定すると400W前後で稼働しますので便宜上ずっと消費電力が400WとするとDELTA Proが9時間、Renogyが9.6時間の稼働時間で足しても1日分にもなりません。 どうにかしてエアコンの稼働時間を延ばす必要があります。 そこでDELTA Proと400Wソーラーパネルを組み合わせました。 今回、お昼頃には実質70W程度でエアコンを稼働できている場面もある通り、ソーラーが発電がなければ14時頃には残量が無くなるはずが日没の19時頃でも15%程度残りました。

DELTA-PROの消費電力状況

充電完了までの時間が早いのが魅力です。

日没以降は温存したRENOGYを使用します。 温存しているとはいえ、RENOGYはキャンピングカー内で使用するために設置しているモバイルルーターや暗電流で2.47A程度を消費し続けます。 なお、今回はエアコン優先で消費電力が6Aほどになる家庭用冷蔵庫は使用しませんでした。 
お昼時点、RENOGYは残量約80%・3072Whとなりエアコンの商品電力を400Wとすると約7.68時間の計算です。 1日目の日没後(19時頃)〜夜間〜翌朝(5時頃)を担当ですが3時間ほど不足の計算です。

RENOGYの消費電力状況

バッテリー本体の価格は安価ですがインバータや配線ケーブル等を購入していくとそれなりの予算が必要になります。 

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豪雨の夜

深夜には豪雨となる大荒れの天気でしたが室内の雨漏り修繕ができているか?の確認とEcoFlow製400Wソーラーパネルの雨天設置のテストになりました。

深夜の大荒れ天気図

EcoFlow製400WソーラーパネルはIP68防塵・防水規格対応なので雨でも問題ありません。 

ECOFLOWソーラーパネルはIP68防塵、防水規格対応

1枚400W、2枚直列で800W、3枚直列なら1200Wの発電能力の持ち運びできるソーラーパネル。

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真夏日の2日目

夜間は大荒れの天気でしたが二日目も朝からどんどん気温は上がっていく予報です。

二日目の天気図

夜間のエアコン稼働を担当したRENOGYの残量は朝8時で29.58%でした。 予想よりもずっとバッテリー残量が多いのは雨で気温が下がったおかげかもしれません。 RENOGYは電子レンジを使用するために使い切らない必要があります。

夜間エアコンを稼働させたRENOGYバッテリーの残量

屋根の上に広げたままの400Wソーラーパネルも日の出とともにDELTA Proにソーラー充電を始めます。 画像はDELTA Proの残量14%の表示です。 DELTA Proは3600Whなので残り14%=504Whです。 家庭用エアコンの消費電力が400Wだとするとソーラー発電がなければ1時間ほどでバッテリーが切れちゃう計算ですがソーラーを組み合わせることで14時まで稼働しました。 
14時でバッテリー残量5%となったためバッテリーでの運用テストは終了しました。 

太陽が昇るとソーラー発電が始まります

エアコンのない車内には居られないので14時以降は東京キャンピングカーショー会場で涼むこととなりました。 気になった車は別記事で紹介します。

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まとめ

日没の19時に5時間足らずの結果でした。
家庭用エアコンをあと5時間稼働させる場合は400W x 5時間 = 2000Wh分が必要です。 
予想以上に400Wソーラーパネルの発電は頼りになることがわかったので、もう1組400Wソーラーパネルを用意する方法が一番安価です。 ただ曇りの日はどうなんだろう? 雨の日はどうなんだろう? 冬も西高東低の気圧配置時は晴れることの多い太平洋側に滞在する間はソーラー発電に期待できます。 でも北陸などの積雪地帯に滞在する場合はソーラー発電は望めません。 と考えると発電が不安定な自然エネルギー(ソーラー発電)ではなくDELTA Proをもう一台か容量拡張バッテリーの購入が良いのかもしれません。 

候補はこれら。
1)DELTA Proをもう1台買う 合計11040Whと400Wソーラーの組み合わせになります。 一番安心できる組み合わせかな。

2)400Wソーラーパネル 2セットあれば晴天猛暑日のエアコン消費電力は賄えて荷物も少なく済むパターン。(ソーラーパネルは約20kg、サイズも大きいが比較対象が重さ50kgのDELTA Proなので)

3)DELTA Pro専用容量拡張バッテリー  DELTA Proとほぼ同じ形状で3600WhのバッテリーのみですがセールがあるとDELTA Pro買うのと価格が変わらない…。

4)Renogy 200AH or 300Ahを追加する。 インバータや配線、充電器、取付作業など必要なので追加費用も考えないといけません。

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イベントとは

Creema(クリーマ)が実施する販売イベントで作家が直接販売する大型イベントの一つです。

イベント名称 ハンドメイドインジャパンフェス2024(HMJ 2024)
開催日時 2024年 7月20日(土)・7月21日(日) 11:00~19:00
開催場所 東京ビッグサイト西1・2ホール

ハンドメイド in Japan FES 2024のイベント会場

コギゾイが参加したHMJ2024夏のブース番号はM-307でした。

コギゾイのブース

HMJ2024のコギゾイは下記のように紹介。

コギゾイのブース紹介
Screenshot

クリーマサイトで確認いただけますがこんなのを作ってます。

コギゾイの販売中作品一覧 | ハンドメイド通販・販売のCreema
コギゾイの販売中作品一覧です。ハンドメイド、クラフト、手作り手芸品の通販・販売・購入ならCreema。1点物アクセサリー、ジュエリー、雑貨、バッグ、家具等のかわいい・おしゃれ・ユニークなおすすめのアイテムをどうぞ。

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コメント

  1. さあらのパパ より:

    おおー、ギリギリでしたねぇ
    でもなんとか発電機なしで乗り切れたので大きな進歩ですね。
    やはり、拡張バッテリー追加ですかねぇ
    ソーラーも固定で400W積みたいかな。

    ところで、雨漏りの方は如何でした?

    • simejisway より:

      ギリギリというか東京キャンピングカーショーの開催がなければ干からびてました( ゚∀゚)アハハ
      去年は発電機ぶん回して目立ってましたから今年はおとなしくできました。でもやっぱり発電機最強です。
      拡張バッテリー、400Wソーラー。ほしいです。もう1セットDELTA PROと400Wソーラーもありかも。
      でもバッテリーは置き場所ががががが。なので費用的にも400Wソーラーかな。屋根に置く場所ないですけども。
      雨漏りは豪雨でも大丈夫だったので大丈夫そうです!