耳の不調の発生は2011年が最初でした。その6年後の2017年に再度発生し、さらに4年後の2021年に内耳造影MRI検査で内リンパ水腫を確認しメニエールという診断となりました。聴力が落ちているのは前から自覚があったのでAirPods Proの外部音取り込み機能が難聴の役に立ち、補聴器の代わりになりそうなので試してみます。
入院診療計画書
3月から頭痛があり4月になり検査のタイミングを考えていたところ発症となりました。 当日はお昼頃から回転系のめまいと吐き気がひどく、かかりつけの耳鼻科へ連れて行ってもらいましたが先生もメニエールかも?ということで検査のできる病院への紹介状を書いていただくことになりました。
紹介いただいた病院では検査と点滴を実施するために入院することに決定。 ステロイドは突発性難聴とメニエール病の聴力の改善については期待できるそうです。 ただ1週間ほどの入院が必要なため以前から勧められてはいましたがいそがしくてなかなか決心がつきませんでした。
内耳造形MRIなど一通りの検査を受けたら入院です。 こちらが病弱で神経質で華奢な角刈りの腕です( ゚∀゚)アハハ
3時間ほどかけて点滴します。 1日の仕事はコレと食事のみ!
3時間かけて実施する点滴はコチラ。ソルラクト。
医療器具なのでお高いんだろうな。
病人の気分が味わえる一枚。
症状がなければ健康な状態なので楽しみはお食事です。今はこんな保温器で食事が運ばれてきてご飯もおかずも温かい状態でいただけます。スゴイなぁ。
健康的なお食事をいただきましたが痩せることはありませんでした(^▽^;)
内耳造影MRI検査
富山大学附属病院には先端めまいセンターが設置されており、内耳造影MRIを撮影できる装置があります。
造影剤を注射した後に4時間必要ですが、その間にいろいろな検査や入院の手続きなどがありあっという間でした。
ガドリニウム(Gd)造影剤を静脈内投与してから4時間後に、特殊な造影法を2種類組み合わせて撮像する
内耳造影MRIでは10分間の撮影を3回実施でした。 検査の間ずっとテクノっぽい音楽というか音が鳴り続けるのが気になりますが最終的に寝てました…。 でも、じーさん、ばーさん、子供にはツライかも。
どの施設でもできるわけではなく、3テスラのMRI装置があること、顔の周りにヘッドコイルを当てて局所の磁場を強めた上でHYDROPS法と呼ばれる解析ができることが必要
左右が逆になるってことで右側が左耳です。黄色の丸で囲った部分で内リンパ水腫が確認できます。右耳(写真左側)に比べ左耳(写真右側)の黒い部分が大きくなっています。
メニエールという診断となり、メニエールは治すクスリはないけど良い薬はあるってことでイソバイドを飲むことになりましたがクスリ袋の裏に食前、食直後、食後、食間についての記載があり1人でそうだっけ!?って納得してました。 なお今回の薬は食後なので「食事後30分」です。
こちらがマズイと有名らしいイソバイドです。
イソバイド シロップ 70%分包 30mlです。 これを朝昼晩の食後にいただきます。
無色透明で味は… おいしくないです。
まぁ、昔からクスリのシロップってこんなんだよね( ゚ー゚)って感じの味です。 シロップってキャップ1杯など少量のイメージありましたけど30mlって量が多いので飲むのはたいへん。 そのためオレンジジュースに混ぜて飲むとかいろいろ工夫して飲まれる方も多いとのことでしたが私はそのまま飲んでます。
AirPods Proは難聴の味方になるか
先日コストコで購入したAirPods Proについては試したいことがありました。
Apple Storeや家電量販店よりコストコがお安いです。
オンイヤータイプのBeats Studio Wireless(旧機種)は持っていますが、AirPods Proは4月のAppleの発表にはなかったので新商品が出るとしても秋かな?と考えて購入しました。
購入した理由はいくつかありますが聴力が落ちている帯域が多いので、AirPods Proの補正機能と外部音取り込み機能が役立ちそうだったから。 設定方法は2種類あります。オージオグラムを使う方法と使わない方法です。
2種類の音を聴いてきめる
①設定→アクセシビリティ→AirPods→オーディオアクセシビリティ設定→ヘッドフォン調整→ヘッドホンオーディオの中に「カスタムオーディオの設定」という項目があります。(iOS14.5の場合)
②「オージオグラムを使用しない」場合は2種類のテストを実施します。
③「誰かが話しているのが聞こえますか?」
④人の声に続いて音楽でのテストが続きます。
⑤「どちらのサウンドがいいですか?」 2種類の音を聴き分けて好みのカスタマイズが簡単にできます。 違いがわからなければ①を選べとありましたが、やはり難聴による高音と低音の聴こえ方がおかしいのか②を選んだり…。
⑥おすすめの設定はカスタム設定となりました。
オージオグラムを使用する場合
①ヘルスケアと同期できる聴力検査appを利用します。Mimi聴力検査はうまく動作しなかったので自分で聴力検査を利用しました。
②病院での検査結果と似たような感じです。(体調にもよるのでいつも全く一緒にはなりません)
③ヘルスケアとの同期もできています。
④先程の手順②で今度は「オージオグラムを使用」を選択します。
⑤「オージオグラム」を使用する場合は聴力の状況によって設定されるようです。 私の設定は普通の聴力の人が聴くと高域がキンキンな設定になっていると思います。
外部音取り込みモード
お散歩など外での使用する際など非常に有効な「外部音取り込み」機能ですが「外部音取り込みモード」で感度調整が可能です。
増幅量、左右バランス、高域低域?が調整できます。
毎回毎回メニューを辿らなくてもコントロールセンターで「耳の形」聴覚を追加しておけばショートカット可能です。
こんな感じ。
オージオグラムの設定がベースになるのか、オージオグラムを使用せずに音の聴き分けの設定でお散歩した際は自分の足音やしめじに「待て」など指示する際の自分の声など気になりませんでしたが、オージオグラムを元にAirPods Proを設定すると増幅は一番左にするなどしないとかなり気になります。 なので、簡単に調整できるようにショートカットがあるのかも?
おまけ。
AirPods Proの設定はBluetoothの設定から進みます。これに気づかなくてiPhoneの設定項目をめっちゃ探しました…(^▽^;)
また、AirPods Proの性能を発揮するためにもイヤーチップ装着テストで自分の耳にあったものを選びましょう。
AirPods Proのノイズキャンセリングは優秀でボリュームは1や2で十分で耳のためにも良いと思います。 自分の聴力(オージオグラム)に合わせて調整してくれるのも良いです。 外部音取り込みはその時に応じて調整していくのが正解なのかも。
コメント
おやぁー、メニエール出ちゃいましたかぁ
我々の歳になると多いですよねぇ、私の周りにも同世代では5〜10%ぐらいの確率でいらっしゃいます。
最近は薬も良いので大分抑えられると聞きます。
、、、にしてもチュール美味しそうですね(笑;)
頭の中で例の歌がロングバージョンで流れて来そうです。
補聴器がわりにAirPodsを使うとは良い案ですね!
丁度前日に知人が補聴器を購入するのに50万円かかった、という話をしていたところだったのです。
見た目もオシャレですね(^^)/
まだ症状は軽い方なんだと思ってます。症状が重くなると仕事できないみたいですねぇ…。
ちゅ〜る ちゅ〜る CIAOちゅ〜る♪は美味しいようですが(なめたことはない)、イソバイドはくっそまずいです( ゚∀゚)アハハ
50万の補聴器ってすごすぎてよくわからないですΣ( ̄。 ̄ノ)ノ 一次メモリーみたいのがあって突然大音量が入ってきた場合など音量を抑えてくれるとかなんですかね。
iPhoneの場合は今のところ安い補聴器と同じただの音の増幅だけと思いますので大音量が来た時はびっくりするのかも!?
でもAppleは耳の健康にも注力しているようなので補聴器の代わりになる日も近いかもです。
simejiswayさん、ご無沙汰しております。
従兄の嫁さんが確かメニエール病でしたね…今は随分良いと聞いています。
自分も耳鳴りとかは有りますが、大体は自分の意志でコントロール出来るので気にはしていませんが、メニエールの症状が出ると気が動転すると思います。
自分は手話通訳者を目指してた時期も有り、かみさんも15年位前から暫くはサールに通ってたりしたので夫婦間でも手話に切り替えて会話が出来たりして、意思疎通とかには困らないとは思うのですが…
…でも…もしも無症状で突然全く聞こえなくなったら…って思うとやっぱり困惑すると思いますね。
こんな環境(手話サークルの梯子とか聾啞協会の賛助会員とか…)で15年以上過ごしていた時期も有るお陰で、聾者の知人は静岡県西部でも50人以上は居ますが、中途失聴の方も居たりするので…
…身体を自愛して下さいね。
偶々今日の夕方に知り合いの聾者をマックスバリューで見かけたものですから、ついついコメントしてしまいました。
のんちゃん様、ご心配いただきありがとうございます。
手話できるんですね! 手話や点字などで介助できるってすごいです。
私の状態はまだそんなにひどくないと思っているのですが繰り返しつつ悪化するとも書いてあったりするので
心配なところもあったり。(お医者さんから聞いたわけではなくネットの情報です)
渚園で(*゚‐゚)ぼぉ… と過ごしたいです!