650Wのドライヤーでキャンピングカーに積んだリチウムポリマー バッテリーの負荷テストをやる！

予想より使用時間の伸びないリポバッテリー。　軽い負荷ではなくドライヤーでちょっと重めの負荷をかけて電圧のバッテリー残量の変化を確認します。

 

実験開始

実験開始はソーラー発電が起こらない時間帯に行っていますが、お子ちゃまみたいな時間に寝ちゃって、おじいちゃんみたいに午前5時に目が覚めてしまうお年頃です。　近所の人は明け方から何してんだろうと思ってるだろうな…。

この日は気温10度。　実験開始時の電圧は12.3Vです。

 

バッテリー残量は100%

 

実験に使用する道具を何にするか考えましたが消費電力がほどほどあって、消費電力が変動しないモノとして考えたときにドライヤーが思いつきました。　実験に使ったドライヤーはIZUMI DR-RM35で最大消費電力1200W、ヘアケアモード時600Wになります。

 

DR-RM35は古い製品なので直接の後継品はありませんが今ならコレかな？　ヘアケアモード時は消費電力600Wで温風の温度が60℃と低いので皮膚の弱いワンコの毛を乾かすのにもちょうどいいのです。

 

 

どんどん減る

ドライヤーのスイッチオン！　前回の基本環境＋ヘアケアモード＝658Wです。

 

スタートしてあっという間に68%です。　減るのはや！

 

開始から4分くらい経過で53%です。

 

残量53%時の電圧は10.9Vです。

 

9分くらい経過で46%です。

 

電圧は10.8Vです。

 

11分ほど経つと42%まで減りました。

 

電圧は10.6Vまで下がりました。10.5Vで低電圧アラートが出ることを考えるとそろそろ限界かも。

 

 

実験終了

12分ほどで実験終了となりました。　その時の残量は40%です。

 

実験終了の理由は電圧が10.5Vまで下がってしまったため。　一応、まだインバーターの定電圧アラームは鳴っていません。

 

ストップウォッチで測っていた結果は電圧が12.3Vから10.5Vまで落ちる時間は約13分でした。

650W÷12V＝54A
150Aですがインバーターの変換ロスを考えないといけないらしく2割ロスとすると120Aになります。
120A÷54A＝2.22222…
あれ？　2時間15分くらい使えるはず…

ドライヤーはモーターを使いますので単純な話ではないのかもしれませんが、半分だとしても1時間くらいは使えるんじゃ？　わからん。

 

ドライヤーを止めると残容量が60%となりました。

 

また、バッテリーの電圧は11.3Vに復帰。　ドライヤーによる電力消費で電圧降下が起こったのだと思いますが残量と電圧の実験結果は先日とほぼ同様の値です。

 

残量と電圧の関係の実験結果

残量	100%	85%	81%	72%	60%	54%	52%	47%	40%
電圧	12.6V	11.8V	11.7V	11.4V	11.3V	11.0V	10.9V	10.8V	10.5V

 

ドライヤー＋αの合計650Wで実験でしたがどこかおかしい…(*ﾟｰﾟ)？

エアコンが15分しか動かないとかさみしすぎるぞ！？