JAPAN CAMPINGCAR SHOW 2019でミシュランが日本で新たに販売を始めるキャンピングカー用タイヤ・アジリス キャンピングと商用車用タイヤ・アジリスの違いを聞いてきました。
今年はちょっと違った
迷走しているBurstnerはしょうがないとしても、HYMERも出ていません。なんでもメルセデスベンツ・スプリンターのフルモデルチェンジがあって入荷日程が決定していないから出展がないそうです。 DUCATOベースであればADRIA、SunLiving、Dethleffs、Sunlight、ROLLER TEAM、SWIFT、NIESMANN+BSICHOFFと出ていますがちょっとさみしいかな。 会場も複数ではなくここ一箇所ですがフードコートを置く場所がなく外に追いやられてます。
会場マップPDF
少しだけ並びましたが、ほぼ順調に入場できました。
ビバンダムがお迎え
Michelinのコーナーへ行くとビバンダム(Bibendum)がお迎えしてくれます。
今回のジャパンキャンピングカーショー2019の目的のひとつはこのAGILIS CAMPINGタイヤです。
CP(キャンピングカー)規格のタイヤってなに?…CP規格のタイヤはLT/C(商用車用)規格のタイヤより空気圧を高めて“キャンピングカーに求められる、高負荷域”での常用を可能にしたタイヤです。
表によるとこんな感じ。
インチ | タイヤサイズ | AGILIS Camping(CP規格) | AGILIS(LT/C規格) | |||
単輪荷重能力(kg) | 荷重能力に対応する 空気圧(kPa) |
後輪(単輪)に使用時の 空気圧(kPa) |
単輪荷重能力(kg) | 後輪(単輪)に使用時の 空気圧(kPa) |
||
16″ | 215/75R16CP 113Q | 1150 | 475 | 550 | 設定なし | 設定なし |
225/65R16CP 112Q | 1120 | 475 | 550 | 設定なし | 設定なし | |
225/75R16CP 118R | 1320 | 525 | 600 | 1320 | 525 | |
15″ | 215/70R15CP 109Q | 1030 | 475 | 550 | 1030 | 450 |
225/70R15CP 112Q | 1120 | 475 | 550 | 1120 | 450 |
※CP規格のタイヤは空気圧をより高くすることができる設計になっています。CP規格のタイヤを後輪(単輪)で使用する場合、最大空気圧表示より75kPa(0.75kgf/cm2)高めるよう推奨します。ただし、同サイズのタイヤであれば一般的にCP規格もLT/C規格も最大許容荷重は同じです。
※キャンピングカーは日常使用環境(仮装・積載状況、長時間の駐車など)の変化が大きく、またタイヤにかかる負荷の変化も大きくなります。この状況に対応するため空気圧を高めて使用することを可能にした設計となっています。
※CP規格は欧州タイヤ・リム標準規格に設定されています。
実物で確認する
上がAGILIS CAMPINGで下がAGILIS。 CAMPINGの方がビードワイヤーの数が多いです。
サイズによってはCAMPINGの方がワイヤーがびっしり入っていたりベルトが3層(225/75R16CP 118R)になってたりするそうです。
CAMPINGの皮?をめくったサンプル。ベルトが見られます。
こんな感じね。
角度を変えて。 がんばって削った苦労が伺えます(*゚ー゚)
こちらはビードワイヤーとベルトがわかりやすい。
ビードワイヤーのわかりやすいようにうまく切ったサンプル。
とにかく空気圧管理が重要です!というおねーさんの説明でした。空気圧管理を適正にしてもらえれがAGILISでも全く問題ないですょ!とのお話。 空気圧大事!でした。
NUTSはAGILIS CAMPINGとオリジナルホイール
NUTSはオリジナルのアルミホイールとAGILIS CAMPINGとの組み合わせて出展。 ホイールはカムロード用です。
アルミホイールはシルバーとブラックの2色の展開とのこと。
ビバンダム!
Michelinコーナーにはリアルビバンダム! しめじと一緒に写真を撮りたかったなぁ。
アンケートに答えてキーホルダーをGET(๑•ㅂ•)و✧
次にサマータイヤを交換するときはMichelin AGILIS CAMPINGだな(๑′ᴗ‵๑)
追記)2019年2月21日
ミシュランサイトでもFIAT DUCATO標準装着タイヤとして掲載されてました。
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