ミシュランはキャンピングカー向けタイヤ「アジリス キャンピング」の3月1日発売に向けてJAPAN CAMPINGCAR SHOW 2019で発表します。
交換したのはAGILIS
日本のミシュランがキャンピングカー向けでないと言ってることは知ってましたが、溝のないタイヤの限界でバーストナーA576@しめじ号は2017年6月にタイヤ交換しました。
キャンピングカー・バーストナーのタイヤをMichelin Agilisに交換したょ! |
今はウインターシーズンなのでスタッドレスタイヤを履いてます。夏タイヤのアジリスは倉庫でお休み中です。
MICHELINのUKサイトとタイヤパターンを比較するとこれはAGILIS+に似ているけどもMICHELINのプレスリリースを見直すと「AGILIS」というシリーズらしい
プレスリリース:ミシュラン、バン・ライトトラック用タイヤ「AGILIS(アジリス)」を6月2日に発売 掲載日: 2008年 5月 16日
MICHELIN UKサイト
UKサイトのカテゴリー分けにどっかに見たことのあるキャンピングカーがあってびっくりです。 そう!ヨーロッパサイトにはCAMPER TYRESの設定があるのです。
バンクベットの大きさやBURSTNERというロゴ、サイドの窓のレイアウトなどから同じバーストナーA576っぽい! モーターホームだよっていうわかりやすいカタチだもんね。
キャンピングカー専用タイヤ発表
幕張メッセ国際展示場で2月1日、2日、3日に開催される「JAPAN CAMPINGCAR SHOW 2019(JCCS 2019)」で発表、展示されます。 今まで商用車用として販売されていたAGILIS+は最大空気圧の450kPa時に最大負荷能力が1030kgとなりますがバーストナーA576の場合、前輪500KPA、後輪550KPAが指定空気圧でした。 この差が気になるところだったのですが、今回日本にも導入されるAGILIS CAMPINGの空気圧設定はAGILIS+よりも高くなり550KPAまで対応しそうです。
プレスリリース:日本ミシュランタイヤ キャンピングカー専用タイヤ『MICHELIN AGILIS CAMPING』発売
キャンピンカーは一般的に車両総重量が重く、タイヤ使用時において高い耐久性と安定した操縦性能が求められます。当製品はLT/C(商用車用)規格より空気圧設定を高くすることにより、高負荷での常用が可能となっています。その結果、タイヤとしての耐久性が向上し、キャンピンカー特有の走行時のふらつきを軽減、高速路はもちろん一般路においても優れた操縦安定性を確保します。またキャンプ地での非舗装路など、過酷な条件下でもその高い耐久性と走破性を発揮します。
【AGILIS CAMPING 製品特徴】
- 走行時のふらつきの軽減…トレッド端部まで覆うナイロンキャッププライを採用し、トレッドの接地面を均一化。ふらつきを軽減し、操縦安定性を確保。
- 過酷な使用条件下でも高い耐久性を確保…強靭なビード構造と2枚のケーシングを採用し、キャンピングカー用タイヤに求められる強度と耐久性を高い次元で実現。
- CP規格のタイヤ…商用車用のLT/C(商用車用)規格のタイヤより空気圧を高めてキャンピングカー用タイヤに求められる高負荷での常用を可能。
- 高い走行性能…速度記号Qレンジ(160km/h)とRレンジ(170km/h)を採用。深溝設計により排水性能が向上。舗装路から非舗装路まで安心感のあるグリップを確保。M+Sマーキングを採用。ショルダー部のブロックデザインと深い横溝設計により、非舗装路では高いトラクション性能を発揮。
- AGILIS CAMPINGであることを示す「CP」マークが付きます。
AGILISとAGILIS+とAGILIS CAMPING
ヨーロッパのモーターホーム に対応するサイズと耐荷重で考えると数少ない選択肢のひとつだったAGILISタイヤ。 現在はサイズによってはAGILIS+も含まれていて、2019年3月1日からはAGILIS CAMPINGが仲間入りします。
燃費性能はAGILIS+の方がAGILIS CAMPINGより2ランク良い結果です。雨天時の性能および、ノイズレベルは変わらず。
AGILIS+ | AGILIS CAMPING |
For utility vehicles and vans | Designed for motorhomes |
燃費性能「C」 ウエット性能「B」 ノイズレベル「70dB」 |
燃費性能「E」 ウエット性能「B」 ノイズレベル「70dB」 |
ミシュランばんざーい
今回のMichelin Agilis Campingの日本導入はミシュランの英断だと思います。 ヨーロッパ市場に比べずっと小さい日本市場に「キャンピングカー用」というそれほど販売台数の見込めない商品を投入するのですから。 ユーザーとしては安全のことを考えてとても歓迎できることですし、次のタイヤ交換時はAGILIS CAMPINGを選択すると思います。
商用車よりキャンピング車の方がタイヤに対して過酷であるとも思えないので、ショー当日にもし質問できる環境があればAGILIS、AGILIS+、AGILIS CAMPINGの3種類の違いについて聞いてみたいと思います。
それにしても最大空気圧が引き上げられるはいいな(*゚ー゚)
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