コーギーのしめじも12歳。標準より細長く椎間板ヘルニアにならないように気をつけてきましたが11歳過ぎから後ろ足の震えがみられるため、炎症を抑えるトロコキシルチュアブルを与えて様子を見ることになりました。
爪が削れてる?
ペンブローク・ウェルシュ・コーギーのしめじの後ろ足ですがお散歩に行った際にときどきプルプルと震えているのが気になっていましたが、けっこう爪が削れてることにショック!
特に前足が削れているのは、前足がちゃんと上がっていない証拠。
かなり削れてます。 神経、血管まで削れてしまうのはマズイ。
健康診断と炎症
健康診断の炎症を示すCRP値を確認します。 CRPは犬の炎症マーカーで感染症、手術や外傷等の組織障害、腫瘍性疾患等でCRPが上昇します。
コーギーだけに椎間板ヘルニアと変性性脊髄症 Degenerative Myelopathy(DM)のどちらかの発症かと焦りましたが、どうも後ろ足股関節の炎症ではないか?との診断。
CRP値は1.1mg/dLで参考基準範囲の0.7以下を超えています。 もちろん関節の炎症だけに反応するわけではないため、下痢などで違う場所に炎症があれば数値は上がります。
犬の健康診断
動画で確認
足の動きを動画で確認します。
タイトルです。 主演はしめじ監督です。12歳になりました。
前方から足の運び、カラダの動きをチェックします。特に問題は感じません。
スロー撮影で足の運びをチェックします。
次は後ろからコーギーのボサケツをチェック…
関節が痛いと思われる時の状態です。後ろ足を庇っているためか動きがおかしいです。
オマケです。 自由に歩いていますがちゃんと自分のクルマに帰って行きます。
トロコキシル 犬用非ステロイド性抗炎症薬
炎症の数値が上がっている、後ろ足関節の痛みで足が上がりきらず爪が削れている状態、マーキング時に足が上がっていないことからトロコキシルを与えることにしました。 トロコキシルは関節炎の炎症や痛みを抑える薬です。
トロコキシルは1ヶ月に1回与えるだけで良いので与え忘れも防げます。
トロコキシル チュアブルは、マバコキシブを有効成分とした炎症・疼痛時に関与する
https://www.zoetis.jp/ca/dogs/trocoxil/vets/outline/
プロスタグランジン類の合成を抑制するコキシプ系の非ステロイド性抗炎症剤(NSAIDs)です。
炎症反応時に誘導されるCOX-2を選択的に阻害し、
COX-1の阻害により生じる消化器障害のリスクを軽減します。
腰に負担をかけないように太らないように体重管理はしていますが、コーギーのしめじはこの時11.6kgの体重でした。
トロコキシル チェアブル錠は体重によって用量が変わります。 体重11.6Kgは20mgと30mgの微妙なラインでしたが20mgを処方されました。 与え方は獣医さんに指示に従いましょう。
11.6kgの体重は20mgと30mgの微妙なラインであることがわかります。
こちらがzoetisの動物用医薬品のトロコキシル チェアブル 20mgです。
チェアブル錠のカタチは三角形です。
しめじにトロコキシル チュアブル与え始めて1年4ヶ月になります。 後ろ足の震えが出る時はありますがトロコキシル チェアブルによって関節炎はずいぶんラクになっているようです。
対応方法は風船
爪が削れないようにお散歩のときの対応策を考えないといけません。 そこで登場するのはゴム風船。 そう!アレです、PAWZです。
履かせる前はちょっと嫌がりますが、履いてしまえばこんな感じで気にしてません。
しめじ7歳くらいの頃に富山環水公園をお散歩をした際の記事です。
PAWZはサイズの種類も豊富で使用できる犬種を選びません。
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