GIANDEL製DC12VからAC100Vへ変換できる3000W正弦波インバーター・PS-3000QBRはこんな感じ!

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Amazonでは中国製品が蠢く中、オーストラリアメーカーとしてがんばっているGIANDEL。 バッテリーの12Vから家電製品の100Vへ変換できて、多くの機器が正常に使える正弦波を出力できて、接続ケーブルやリモコンなども付属し、有名台湾メーカーよりもかなり安いなど、これで55Hzじゃなければ文句のつけようがない製品です。

 

概要

すでに気になる編買ったょ!編接続するょ編で書いていますが概要の復習から。付属品としてON/OFFリモコンと接続ケーブルが付属します。

 

ON/OFFスイッチとバッテリー残量計っぽいものが一緒になったリモコン。 電源コードは2本を1組として使います。

 

仕様は以下の通り。気になるのは赤い字のあたり。

  • 入力電圧: 9.5-16VDC(定格入力電圧:12VDC)
  • 出力電圧: 100V±10%、ヘルツ: 55Hz±1Hz(50Hzと60Hzの電器も使用可能)
  • 出力波形: 純粋な正弦波で、使用する機器に制限なく、幅広く使用可能。
  • 定格出力: 3000W、サージパワー: 6000W、 USB出力ポート: 2口で、5VDC、2.4A(総電流4.8A)
  • 波形歪: 商用電源より良好、3%に達していません
  • 無負荷電流: 約2.3A、 ヒューズ: 30A*12
  • ケース:アルミ製、カラー: 銀
  • 入力低電圧アラーム: 10.1V±0.5V
  • 入力低電圧保護: 9.5 ±0.5V (約12.5Vになったら、自動的再起動)
  • 入力過電圧保護: 16±0.5 V (約14Vに下げたら、自動的再起動)
  • 過負荷保護: 3000Wを過ぎたら、シャットダウン。 過熱保護: 65℃±5℃、シャットダウン。  短絡保護。
  • 知能的な冷却ファン: ケースの温度が約40℃に達したり、電力が400Wを超えたりする場合に起動します。音も小さく、静かです

 

おもしろい機能はこの「ソフトスタートテクノロジー」です。 扇風機のスイッチをONにしたままインバーターをONにした際などすぐに扇風機は回り始めず、一呼吸置く、くらいな感じで動き出します。

SOFT START TECHNOLOGY

The soft start technology built into this inverter protects the unit from delivering too much AC power at once by gradually increasing the AC voltage pushed out. To make sure that you are utilizing this feature, turn on the appliance being used before turning on the inverter. Thisis especially necessary for equipment thathas an inductive load or electrical motor.

ソフトスタートテクノロジー

このインバータに組み込まれているソフトスタートテクノロジーは、押し出されるAC電圧を徐々に増加させることにより、一度に過大なAC電力を供給することからユニットを保護します。 この機能を確実に利用するには、インバータをオンにする前に、使用しているアプライアンスの電源をオンにします。 これは、誘導負荷または電気モーターを備えた機器に特に必要です。

 

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表示アイコン

稼働中、インバーターのLCDディスプレイに表示される情報は4点です。

  1. バッテリーステータスレベル
  2. 正弦波のシンボル
  3. 入力電圧
  4. 出力電圧(電流など)

エラーが発生した場合はコードが表示されるようです。(保護モード)

  1. LO:低電圧保護(入力DC電圧が9.8Vを下回るとブザーが断続的に鳴り、インバーターが不足電圧保護状態になることを通知。さらに9.5Vを下回るとインバーターは自動的にシャットダウン。ブザーが鳴り続け、緑色のライトが消灯し、赤色のライトが点灯する)
  2. HI:高電圧保護(入力DC電圧が16Vより高い場合、インバーターは自動的にシャットダウン。 ブザーが鳴り続け、緑色のライトが消灯し、赤色のライトが点灯する)
  3. OL:過負荷短絡保護(過負荷保護:負荷が定格電力よりも高い場合、インバータは自動的にシャットダウン。ブザーが鳴り続けます。 短絡保護:短絡すると、AC出力は自動的にシャットダウン。問題が解決すると自動的にリセット)
  4. OH:過熱保護(ユニット温度が65度より高い場合、インバーターは自動的にシャットダウン。ブザーが鳴り続け、緑色のライトが消灯し、赤色のライトが点灯する)

 

写真の下側がインバーターのリモコンで、バッテリー残量と思われる表示はインバーター本体のディスプレイ同様にリモコンにもあります。 この4段階の目盛りの見方や設定方法がわからずGIANDEL JAPANやGIANDEL USAに確認しましたが回答に設定方法などはありませんでした。 おそらく低電圧保護の電圧情報などから予想すると鉛バッテリーが基準で満タンが14.3Vあたり、表示なしが10Vあたりと思われます。 その頃にはアラートも点くのかな? いずれにしてもリチウムバッテリーを使ってる分には役に立ちません。 電池の絵柄がなければもっと小さくできるのになぁ(*゚ー゚)

 

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本体外観

コンセントは4ヶ所で一番左のコンセント上にWARNINGシールが貼られています。「MAX.1500W PER OUTLET. DO NOT EXCEED THE CONTINUOUS POWER TOTALLY.」とあり、そのまま読めば「コンセントあたりMAX1500W。 合計電力を超えないようにしてください。」となりますがコンセント4個とも1500WまでOKなの? コンセント4個使うときは1個あたりは750Wになるとか? そしてmade in Chinaの文字もあります。

充電用USBポートも2ヶ所あります。 その左はリモコンのケーブルを接続するソケット。 そしてその左横にある丸い小さいボタンがメインスイッチです。 なお、待機電力が2.3AとなっていますがメインをONにした状態で、リモコンを使ってOFFにした場合でも待機電力は0になります。 都度メインスイッチをOFFにする必要はありません。 これは便利! 前のインバーター はリモコンでOFFにしても待機電力を使用していたので毎回本体のスイッチでOFFにしていました。

 

裏側はシンプルに排気ファンと接続コネクタだけ。 紹介文に「知能的な冷却ファン: ケースの温度が約40℃に達したり、電力が400Wを超えたりする場合に起動します。音も小さく、静かです。」とありますが実際はなかなかすごい音がします。 COTEK CX1250のFAN音は驚きましたがコチラもなかなかです。

 

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追加購入 300W・PM-300A

GIANDELの3000Wインバーターはとても良いのですがApple HomePodや小型扇風機などを動かすだけだと消費電力よりインバーターの待機電力が大きくなってしまう場合も。 貧乏性な角刈りはもったいない気がするので300Wの小型の製品も購入しました。 もちろんGIANDEL製300Wインバータです。 ちなみにPM-300Aは正弦波ではなく修正正弦波です。

 

無負荷電流は0.3A±10%となっていますがRENOGYのスマートメーター読みで0,1A〜0.2Aで収まっているようです。 電圧表示がなければもうちょっと少なかったのかな?

 

100Vのコンセントは2個。USB充電ポートも2個です。

 

コンパクトなのでデッドスペースに置いておけます。

 

300Wはモバイルルータ、HomePod、扇風機用で3000Wは家庭用エアコン、電子レンジ、その他キャンピングカー内の家電製品用と分けています。

 

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まとめ

今のところ55Hzで問題がでている家電製品はありません。また3000Wインバータに関しては家庭用エアコンの連続稼働も問題なく出来ています。 18ヶ月保証やAIG損保による生産物賠償責任保険も実際にどの程度使えるのかまだわかりませんがついてます。 サポートにメールしても翌日には返信がきます。 ただ、サポート対応も中華系にお任せしているのかGIANDEL-JPと言っておきながらAmazonの日本語がおかしいとかサポートの返信メールの日本語がおかしいとかちょっと損をしてるかな。

3000Wだけあって図体は大きいですが家庭用エアコンや電子レンジなど動かす際の余裕を考えるとこれくらいはいるのかな。

 

小物用の300W修正正弦波インバータです。安かったのでこれにしましたが正弦波タイプがよかったかな。

 

 

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