キャンピングカーに発電機を積んでいましたがリチウムバッテリーに交換し、走行充電器も取り付けたことから発電機を降ろすことにしました。 がんばって作った発電機の消音&収納ボックスだっただけに壊すのもたいへんです。
荷物室はいっぱい
キャンピングカーのバーストナーA576には大きめの荷物室がありますが、エアコン室外機、発電機消音&収納ボックス、ガソリンタンクを積んでいると何も積めない状況でしたので改善します。
まずはガソリン携行缶を降ろします。 箱を白く塗った際に塗り忘れた扉部分がまぶしいです( ゚∀゚)アハハ
中にはYAMAHAのEF1600iSがいます。 2016年9月に完成して5年以上に渡りキャンピングカー内の電気事情を支えてくれました。
ヤマハ EF1600iSの大きさは全長490×全幅280×全高 445mmなのでこれが収まるサイズの箱です。
今はEcoFlow社 DELTA Proになりました。
排気部分はグラスウールをアルミテープで巻いてセット。
エアコン稼働時のフルモードに対応させるために、下手に静音化は図らず排気ガスは直接外部に出していました。
約20kgの発電機を取り出しますがこの箱だけでも相当な重量があります。
排気部分です。 排気管は外部のマフラーを通って外に出ます。
こちらは吸気部分。 結局この穴だけでは吸気が追いつかず、フタを完全には閉められない仕様になりました(^▽^;)
ボックスは自重と発電機重量があったのでクッションジェルを間に挟んでいただけで、ネジなどで固定はしていませんでした。
耐震ジェルはこの手の商品です。
発電機消音ボックス兼収納ボックスを降ろす
ずいぶんスペースが空きました。写真に見える箱は家庭用エアコンの室外機を覆っている箱です。
排気ガスを外に出すために結構大きな穴を開けていました。
隣のファンはパソコン用などの優しい物ではなくATVバギーのラジエターファンです。
発電機を入れるだけあって、そこそこ大きいボックスです。 全長は荷物室の幅に合わせていました。
発電機が載っていた台は振動を受ける工夫をしていました。
これのおかげだったのか稼働時も不快な振動は少なかったです。
このように下に入れてありました。
発電機の騒音を少しでも抑えるために使用してたREAL SCHILDの文字が見えます。まわりの黒っぽいクッション状のシートはゼトロ耐熱吸音シートです。
効果はあるのだと思いますが貼る前、貼った後のテストをしていないので、すごく効果があったと信じている制振材の2点です。
排気部分に入れていたグラスウールも撤去です。
こちらが消音マフラーです。 WebastoのFFヒーター用です。
何用か深く考えずに取り付けたベバストのマフラーでした。
頑丈に作っただけあってバラすのもたいへん。
まとめ
2016年4月に作り始め、暑い夏を過ぎ、涼しくなりかかっていた9月に完成した発電機消音ボックス兼収納ボックス。 いろいろあった出来事はコチラ。
作成時の条件はいくつかありました。
(1)荷物室に常設する
(2)静音、制振化する
(3)発電機稼働時も室内で過ごせる
(4)エアコン、ドライヤー等の長時間動作
また、当初ルーフエアコンを使用していたため、発電機のフル出力を前提にボックスを作る必要があり、荷物室に常設のため静音化よりも排熱と排気が重要になりました。 その後、家庭用エアコンやリチウムバッテリーに積み替えたことで5年間がんばってくれた発電機は、まさに非常用発電機になります。
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