キャンピングカー内のSwitchBotの制御にハブミニを使っていましたが今後「SwitchBotのBluetoothデバイスはすべて、順次Matter対応に」ってことで入れ替えました。そう。何も考えずに突っ走るのは私の悪いところです。
Matter対応!
今回の入れ替えの目的はMatter対応のハブ2とすることでAppleのHOMEアプリで機器をまとめて制御すること! SwitchBot自体がこう言ってますから!
Matterとは、異なるスマートホームプラットフォームを連動し、さらに便利で簡単に活用できるようにする、スマートホームの新概念です。より多くのAppleユーザーが、ホームアプリからSwitchBot製品を使えるようにするにはどうすれば良いか、Homebridgeよりローコストで簡単な方法はあるか、長い間SwitchBot社の課題でした。その答えが「Matter(マター)」なのです。
https://www.switchbot.jp/pages/switchbot-matter
下記の6製品がSwitchBotハブ2を通じてMatter対応になります。 あれ?「カメラ」がない。
Apple Homeは無線LANを介することが基本ですが、SwitchBotはBluetoothが基本です。 SwitchBotのハブやハブ2は無線LAN機能を持つのでBluetoothしかないSwitchBot製品を繋ぐ役割(HUB)をします。 無線ネットワーク同士で繋がる土台ができたところに「Matter」ができてApple HOMEで操作が統一できる!というすごいお話です。 ところがカメラが入っていません。SwitchBot製品の中でも見守りカメラは無線LANに対応していますのでHomeKit対応しても良さそうなのですがね。
- SwitchBotボット
- カーテン
- 開閉センサー
- 人感センサー
- ロック
- ブラインドポール
- ハブ2で学習した赤外線デバイスは、HomeKitで操作可能
温度計、湿度計と赤外線リモコン、無線LAN、Bluetoothが全部まとまった製品がハブ2です。
SwitchBotハブ2でMatter設定
温度/湿度表示されているのが入れ替えたハブ2です。 表示が明るく運転席に座っても目視可能です。 手前の黒い筒状のものがApple HomePodです。
ハブミニからハブ2への移行は簡単でした。 ハブの接続先を変更するだけです。
さて今回のお仕事の本命はこちら。 Matter設定(ベータ版)を選択します。
今までの温湿度計ももちろんつながります。
Matterを使うためのペアリング
Apple HomeKitと連携させるためのQRコードと番号が表示されます。なお、私の使っているスマホはiPhoneで、キャンピングカーにはHomePodがあるのでMatterを使う条件は満たしています。
iPhoneのSwitchBotアプリで表示されたコードをメモします。
ハブ2のボタンを同時押しです。 ペアリングは15秒!
次にiPhoneの「ホーム」アプリからアクセサリを追加に進み、「その他のオプション」から次へ。
がんばって探してくれます。
Hub2がでてきました。
ここでメモしたコードの出番です。
数分の間は接続中となりますが、その後完了します。
新しいホームアーキテクチャではiPad はホームハブとしてサポートされなくなるのでHomePod、HomePod mini、Apple TVを用意しましょう。
見守りカメラ 3MP
目的のひとつだったカメラについてはMatterの統一に含まれていないため個人的にはテンションが下がりました。 紹介されているApple HOMEアプリにカメラがありません。
ホームアプリの操作にカメラも欲しかったな。
Ankerの「Eufy IndoorCam 2K」からSwitchBotの「見守りカメラ3MP」に付け替えたのですが対応する予定もないのであればHOME KITに対応してるEufyに戻そうかな。
SwitchBotアプリにはもちろんカメラ画像が表示されますが、同様にApple Homeアプリでも表示されたらいいのにな。
また、SwitchBotの見守りカメラは時々反応しなくなることがあるのが困りものでしたが、Anker Eufyにそんな経験はありません。やっぱり戻すべきか…。
結局、オフライン病を発症しAnker Eufyに戻しました。 SwitchBotカメラはモバイルルータの再起動で動きましたが始めてのオフラインではなく何度か経験しています。 ほっとくといつの間にか回復していることが多かったのですが今回は二日たってもオンラインにもどらなかったのであきらめました。
温度などは確認できるのでSwitchBotハブが悪いのかカメラが悪いのかわかりません。 知り合いの同じカメラを使うSwitcBotユーザーもしょっちゅうオフラインになるとのことでしたのでカメラについては見守り系には向かないかも。ただ、今狙ってる鍵を開けるスマートロックは誤動作がないそうなので締め出される心配はなさそうです。
締め出される心配はなさそうなので欲しい…
SwitchBot タグ
NFCタグです。 もっと安いNFCタグもありますが大容量888byteのタイプが必要です。 このNFCタグを利用した挙動も予想外でした。
3枚入りで1セットです。
思ったたより小さくてびっくり。500円玉くらい。
キャンピングカーのドア部分に貼り付けました。 ドアロック解除が目的です。
何も調べずに貼りましたが、NFCタグは金属面に貼ると反応しなくなるようです。 そしてバーストナーA576のキャンパー部分はアルミなので反応しない! 困った。
磁気干渉防止シートを挟めば良いという話を読んだのでAmazonで購入したのですが配達予定日から二日過ぎても配達されずキャンセルしました。 Amazon自社配送で配達予定日に配達されないことが2回続いているのでちょっと困る。
結局2枚重ねて貼ることで無反応は回避できました。 しかし予想外だったのは使い勝手の悪さ…。 反応は悪くないのですが手順があります。
- iPhoneのロックをはずす
- SwitchBotタグにiPhoneを近づける
- バナー(通知の設定による?)が表示される
- バナーにタッチする
- 設定した動作開始まで5秒ほど必要
SwitchBotタグに反応して表示されるのがこのバナーです。
期待する動作として1番良いのはiPhoneのロック解除することなくSwitchBotタグに近づけるだけで設定した動作がすることです。例えるなら駅の改札ですね。 2番目はiPhoneのロックを解除してSwitchBotタグに近づけることで設定した動作が発生するパターン。 コンビニ等のタッチ決済のイメージです。 この2点の共通は反応が早いこと。 ひるがえってSwitchBotタグは一言で言うと不便。
iOSのシステムに組み込まれている機能と一つのアプリの動作条件差だと思いますが、ドアロック解除という用途について全く向いていないことだけは確かです。 例えば雨の日に傘を差しつつiPhoneのロックを解除し、SwitchBotタグに接触させ、さらに5秒ほどドアの前で待つ。 傘を差していないときならありえない。 SwitchBotアプリを開いて操作すると即時に動作開始するだけに残念な印象です。
誤動作防止の方法があればリモコンの方が便利なので持って歩きたいです。
HOMEにMatterが統合すると…
Apple HOMEアプリにMatterでSwitchBotを統合(連携?)させてみます。 私が所有する中で現在追加できるサブデバイスは3個のようです。「ドア」と「メインパネル」の2個はスイッチを押すボットで、「動く家の冷房」は家庭用エアコンのリモコン学習です。
Apple HOMEの画面にMatter経由でSwitchBotの機器が追加されてます。 全部がMatter〜という名称です。 今回は2個なので良いですがたくさんあったら確認に手間どりそうです。 あと、スイッチのアイコンにして欲しいところですが電球アイコンです。 欲を言えばSwitchBot温湿度計も複数所有しているので連携して欲しい。
認識も無事完了です。今回は追加されて判別つかないのはスイッチの2個なので実際に動かすことで判別します。 タッチするとすぐに動作します。SwitchBotタグって…
確認後名称変更して完了です。①はハブ2、②はメインコントロールパネルの主電源、③はドアロックを解除です。
スイッチについては動作にパスワードをかけており、このパスワードがあるためにRaspberry Piで走らせていたHomeBridgeでも対応できずにいた部分なので地味にうれしいです。
「エントランスの温度計」と名付けたハブ2をタッチすると赤外線によるリモコン学習させたエアコンがあります。
コメント
さあらの動く家もswitchBotでシステムを組もうかと思っていたので参考になりました。
やはり、キーの部分が鍵ですね、、、
指紋認証パッドを使うのはどうでしょう?
ロックユニットの方に細工が必要ですが、一番素直な構成になる気がします。
また寒ブリの時期に日本海側に出没しますね〜(^^)/
Apple HOMEだけだとなかなか統一がすすみませんもんね。
SwitchBotも多少不安定な時がありますが概ね満足してます。
これから少しづつでも対応が増えることを祈ってます。
ドアロックについてはぜひアイデアください! 指紋認証とロック解除は良いですよね!
寒ブリと言わずいつでもどうぞ!お待ちしてまーす!
(少し記事追加しました。)